梅川風子が雪辱に燃えている。予1・7Rでは土屋珠里を打鐘で突っ張ったものの、後方からダッシュしてきた奥井迪にまくられ2着に敗れた。

 レース後「同じ負けるにしてもバック線を取れなかったことが悔しい」と唇をかんだ。競輪学校に入る前はスピードスケートの短距離選手として鳴らし、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の小平奈緒などとも親交がある。「誰もができることではないから」と先行にこだわるあたりは、いかにもアスリートだ。五輪が開幕する今日9日、奥井との再戦となる予2・7Rでももちろん主導権取りに出る。