これが、世界と戦った脚力だ! 小林優香(24=福岡)が、大外まくりで今年初戦となった9Rガールズケイリンコレクションを制した。

 激しい主導権争いの末、最終ホームカマシの児玉碧衣が先制。小林は後方2番手で足をためると、12秒0のスピードで児玉をゴール寸前とらえた。

 「展開が思ったより早かったのと、もう1つ先に踏めるタイミングがあった。改善点がある」としつつも、「直線は昨日(20日)見ていて伸びるなと。最後は伸びることは信じていました。直線だけはイメージ通りでした」と笑顔を見せた。

 ナショナルチームとしてのオフ期間はこの日まで。今シーズンからは、いよいよ東京五輪に直結する戦いが控える。この後は伊豆に戻り、ハードな練習漬けの日々となる。さっそく「明日(22日)朝からロード練習です」と苦笑いしていた。