小林大介(40=群馬)から好調宣言が飛び出した。準決9Rは先手ラインの3番手から、松岡健介の3番手に切り替えて大外を強襲。

 今節の上がりタイムトップの13秒5を記録し、「競走得点は107点だけど、それ以上の足」と胸を張った。今年はこれまで9場所走り、その8場所目までが西日本地区の競輪場。3度の準Vも西地区だった。

 「準決は前の頑張りもあるが、展開が向かない西でタテに踏んできたからね。鍛えられました」と逆境をばねにしてきた。

 決勝11Rは木暮安由をマーク。「木暮が、行ってくれるかな?」。差し切りVへ気持ちを高めた。