山田雄太(36=静岡)が、思わず目を丸くした。

 「本当に展開ですね。こんな展開のいい節はないくらいです」。その言葉通り、3号艇だった4Rはスタートで後手に回りながらも絶好の差し場ができて1着。12Rの6号艇はセンター勢が握り合い、がら空きの最内を差し、2着に食い込んだ。

 これで得点率は2位に浮上した上に、予選ラスト4日目は4&1号艇が待つ。「ターン回りはいいです」と逆転での予選トップ通過を見据える。