ファン投票によって選出されたトップレーサーの祭典、SG「第45回ボートレースオールスター」が22日から27日まで兵庫・尼崎ボートで開催される。カウントダウン連載「ROAD TO オールスター」を6回シリーズで掲載。第1回は大会の歴史や女子選手について紹介する。

<大会の歴史>

 (1)レース名の変遷

 ルーツは55~73年まで開催された全国地区対抗競走で、全国6地区から選抜された選手が、地区優勝と個人優勝を争った。74年にファン投票選出による笹川賞に生まれかわり、第1回が住之江で行われた。14年から通称名称として「ボートレースオールスター」の表記となった。

 (2)女子選手

 88年の第15回住之江で鈴木弓子(引退)が女子選手として初めてオールスターに出場した。14年には過去最多となる12人が選出された。翌年からA1級男女比率による出場枠制限が導入され、女子出場数は減少。今年は遠藤エミ、長嶋万記、小野生奈、日高逸子、竹井奈美、守屋美穂、松本晶恵の7選手が出場する。

 (3)優勝賞金 74年第1回の優勝賞金は400万円で野中和夫(引退)が優勝した。98年の第25回桐生から4000万円で定着していたが、11年の第38回尼崎から現在の3500万円となった。

 (4)出場選出基準 A1級の中から、ファン投票及び選手選考委員会において選出。前年度優勝者、同SGグランプリ優出者、直前開催のSG優勝者は優先出場。【大上悟】

 ※明日は大会総展望