日刊スポーツ杯・鈴木保巳メモリアル最終日の6R発売中に、神山雄一郎(50=栃木)のトークショーが行われた。4月に50歳を迎え「あと何レース、何年走れるかわからない。だから今は1戦1戦を大事に、次につながるように走っています」と語った。

 群馬が地元の後閑信一氏との話題に及ぶと、神山が逃げて後閑氏が初G1を決めた05年小倉競輪祭決勝の話に。「競輪祭の決勝は(加藤)慎平との2分戦。後閑とは自分が後ろ攻めになったら先行する、と話していたんです。でもそうなるとおれの優勝はない。その時は『後閑に勝ってほしい』と思っていました」と、盟友との熱いエピソードを語り、ファンをうならせていた。