ベテラン古場輝義が道中の激戦を切り抜けて優出した。準優11Rは「自分もびっくり。転んだと思った」と、2周2Mのわずかな艇間をこじ開け、3着に滑り込んだ。

 今節は早々と調整に正解を出し「足はいい部類」と出足、行き足を上位級に仕上げた。優勝戦は6号艇。内中枠が警戒するコース取りは「一応、動く。内に入れてもらえるのなら楽しみある」と不敵に笑った。進入の駆け引きと、レース運びで円熟技を見せる。