107期の中尾翔(32=岡山)が準決5Rで豪快なまくりを披露した。「最後まで諦めずに踏めました」。123期の岡部伶音と山元大夢が主導権争いを演じ、緩んだ最終バックから一気にスパートして前団をのみ込んだ。

「展開も良かったし頑張りました」。前回大宮では後輩の野上竜太の番手回りでの決勝進出(7着)だったが、今回は自力での連続進出だけに価値がある。「ひとつぐらいは(優勝を)取る強い気持ちを持って頑張りたい」。決勝は中四国連係で岡崎陸登の番手回りとなり、差し切りは警戒が必要だ。