ニッキー・デグレンデル(21=ベルギー)が日本最終戦を完全優勝で飾る。

 7Rの予2は、来日初となる先行策を披露。打鐘から始動してホームで先頭に立つと、そのまま楽々押し切った。「(ウオーミングアップの)ローラーの時から先行しようと考えていました。バックくらいからは90%の力。もちろん勝てるように走っていました」とニヤリと笑った。予1では9秒7の好タイムでまくり、予2は先行と危なげなく勝利。決勝に向けて「勝てるようにベストを尽くす。私が走ることで楽しませられると思う」。魅せて勝つつもりだ。