前回の小林啓二杯で優勝戦2着の稲原良太郎が上昇気流をとらえた。

 2日目5R(走路温度62度)はS2番手に付けた。3周3角で先行する日室志郎を抜いてトップに立ち初勝利を挙げた。「車もタイヤも初日のままいった。滑らないし、流れ込みもあっていいトルク感もあります」と確かな感触をつかんだ。「問題はスタート。クラッチのセットをやります」とスタート修正に全力を注ぐ。