精鋭ヤングレーサーのスピードバトル「第5回ヤングダービー」が19日から24日まで静岡・浜名湖ボートで開幕する。5回シリーズで「ROAD TO ヤングダービー」をカウントダウン連載する。第1回は大会の歴史や選考基準などを紹介する。

(1)大会の歴史     

若手登竜門の「新鋭王座決定戦」が86~13年まで28回開催されていた。同大会を発展させて14年にヤングダービーが新設された。新鋭王座では登録6年未満だった出場資格を30歳未満(当該年の9月1日現在)とし、SGやG1で頭角を現しつつあるトップ級レーサーがより多く出場できるようになった。新鋭王座では出場権利がなかった女子レーサーにも門戸が開かれた。

(2)出場資格      

優先出場者は前年度の優勝者(30歳未満に限る)。当該年度のイースタンヤング、ウエスタンヤングの優勝者。過去1年間(前年7月1日から今年の6月30日まで)の勝率上位者。今大会は羽野直也が選出1位で初日のドリーム戦1号艇。優勝賞金は1000万円(副賞金を含む)。

(3)歴代覇者      

第1回は14年戸田で行われ地元の桐生順平が優勝。第2回尼崎は松田祐季、第3回常滑は松田大志郎、第4回は中田竜太が制覇した。

(4)女子選手      

4年連続4回目の出場は小野生奈と竹井奈美。守屋美穂が2年連続3回目。初出場の中村桃佳、大山千広、倉持莉々、水野望美の計7選手が出場する。【大上悟】

※明日は「大会総展望」