塩田雄一がその強力パワーで、準優10Rを難なく逃げ切った。

あまりに行き足がいいため「スタートは様子を見ながら行っても、いいタイミングで決まる」と言うほど。4日目に少し外した調整も5日目朝には元に戻り、節一級の仕上がりになっている。96年10月の尼崎以来、実に22年ぶり通算3回目の優勝へ向けて、「足はこのままでいいからのんびりと。レースに集中するだけ」。果敢な攻めでイン仲口に挑む。