新山響平が「さすがナショナルチーム強化指定選手」という走りを披露した。

1予1・2Rは赤板過ぎに前に出ると、たたいてきた中井太祐を打鐘で突っ張って先行。松浦悠士のまくりもしのいで3着に粘った。息を切らしながら「(踏む距離が)長かった分、末を欠いた。(結果は)後ろのおかげ」とラインで上位独占を果たして安堵(あんど)の表情。先月、初めて強化指定選手に選出されて世界にも目を向ける25歳は、1予2・5Rも自力で2予進出を狙う。