平和島初登場の福田翔吾(20=大阪)が一発攻勢に自信を見せている。ここまで3走とも着外だが、スタートは平均でゼロ台と鋭い。

「機力は中の上。平和島のスタートが見えていて全速でいければ勝負になる」と言葉が弾んだ。122期で在校勝率2位になり、昨年5月にデビューするとスピードと度胸を武器に既に7勝を挙げた。昨年3月に20歳になった若武者は、成人の日を前にして「(僕の)成人式は養成所でちょっとしたパーティーだけでさみしかった」と話した。古い思い出は快ショットで吹き飛ばすつもりだ。