準決最激戦区だった10Rは、小川真太郎が目の覚めるような2角8番手まくりで快勝した。

「前で稲毛さんと新山がやり合うと思ったので、末足にかけました。踏み出しは自分でも良かったと思うし、会心のまくりが出ました」と冷静に振り返った。今年初戦の平塚F1を4連勝で完全V。2日目までは力を発揮できなかったが、勝負どころの準決で実力を出し切った。

「今年の目標は記念優勝なので、力を出して狙っていきたい」。決勝は中四国勢の先頭で自力勝負する。