藤田晃英（43＝千葉）が地元の意地で予選をクリアした。

8Rでは先行した大竹哲也に打鐘で離れて別線に割り込まれたが、すかさず赤板で追い上げ番手を取り返すと、大竹につけ切って2着入線。「離れたのがね…。でも緩んだので何とか追い上げられた」とホッとした表情を見せた。今年に入ってから、自身が通っているジムに後輩で元ハンマー投げ日本一の野口裕史が入会し、藤田もその練習方法を取り入れている。「野口は今、千葉の選手をやる気にさせてくれていますからね。自分も頑張ろうと思って」と目を輝かせる。準決12Rを突破し、昨年4月平塚以来の決勝進出を目指す。