ベテラン前田光昭(50=埼玉)が執念で優出を果たした。予選はタイム差で19位だったが、井口佳典の負傷帰郷で繰り上がり。

準優11Rは6枠でも2コースまで動き、断然人気のイン新田雄史を下す波乱の展開に持ち込んで2着に踏ん張った。「チルト0度にして出足、伸びとも良かった。進入が深くても持ったね」としてやったりの表情だ。優勝戦も6枠の出番。「もちろん黙って6コースはないよね」とニヤリ。再び波乱を演出するキーマンとなる。