バック数(22)はガールズ1、2を争う石井貴子(31=東京)が地元戦を迎えた。

立川バンクは直線が長く、先行に不向きでもお構いなし。「展開を人任せにできない性格。先行が体に染み付いている。地元だし勝ちにいく」と一目散に逃げ切る構えだ。

気合の裏付けは周到な準備から。前場所の弥彦決勝で6着大敗して、自身を見つめなおした。「弥彦までは配分が詰まって練習不足。体のバランスが崩れて、左足がちゃんと動いていなかった。今回は大丈夫。体のケアと乗り込みをしっかりした。それに今節は、名古屋(アルテミス賞・名古屋8月15日)に向けても大事」。

アルテミス賞を戦う田中まいや長沢彩、佐藤水菜に先行力を見せつけたい。一段と集中する3日間が始まる。