積極先行で頭角を現してきた太田美穂(23=三重)が、10Rで念願だった奥井迪との決勝初対戦を迎える。

「奥井さんは目標の選手だし、せっかく一緒に乗れたのならもがき合いたい。それが出来れば、1つ夢がかないます」と予2・6R終了後に熱く語った。

ところが、同7Rで奥井と鈴木美教の壮絶な主導権争いを目の当たりにすると、しばし絶句。

それでも最後は「私に出来ることはこれしかないので」と、気持ちを奮い立たせていた。