新進気鋭のレーサーによるスピードバトル「プレミアムG1第6回ヤングダービー」が18日から23日まで三国ボートで開催される。5回シリーズで「ROAD TO ヤングダービー」をカウントダウン連載する。第1回は大会の歴史や選考基準などを紹介する。

(1)大会の歴史 長らく若手の登竜門となっていた新鋭王座決定戦が13年を最後に廃止され、それに代わる大会として新設されたのが、ヤングダービーだ。新鋭王座では登録6年未満だった出場資格が、30歳未満になり門戸が広がった。また、新鋭王座では出場権利がなかった女子選手も参戦できるようになった。

(2)出場資格 優先出場者は前年度のヤングダービー優勝者。当該年度のイースタンヤング及びウエスタンヤングの優勝者。それ以外は過去1年間(前年の7月1日から翌年の6月30日まで)の勝率上位者から選出される。今大会では上條暢嵩が勝率7・22として選出順位は1位。初日ドリーム戦の1号艇を手にした。

(3)第1回大会 記念すべき第1回は14年に戸田で行われ桐生順平が優勝した。また優勝戦は1号艇の峰竜太、2号艇の渡辺雄一郎、5号艇の土屋智則がフライング。発売額の97%にあたる、約5億9000万円が返還となった。

(4)女子選手 今大会は今井美亜、大山千広、渡辺優美ら5人の女子レーサーが出場。その中で高田ひかる、関野文の2人はヤングダービー初出場。【古村亮】

※明日は大会総展望