郡司浩平(29=神奈川)は単騎戦だった前走のG2共同通信社杯・決勝を3番手まくりで制した。

これでKEIRINグランプリ出場圏内の獲得賞金7位に躍進。「単騎でも、しっかりと自力で勝つことができた」と満足そうだった。終了後は、大会初日のレース中に心停止した林雄一選手が入院している松阪市内の病院に立ち寄ってV報告。「林さんからおめでとうと言われて、胸がジーンとなりました。とにかく無事で良かった」と安堵(あんど)した。

状態に関しては「6月の高松宮記念杯で右鎖骨骨折した時よりも確実に上向いている。残りG1はまだ2つあるし、優勝を狙ってグランプリ出場を目指したい。来月の寛仁親王牌へ向けて弾みが付くレースを心がけたい」。

特選12Rは、獲得賞金8位の松浦悠士や、地元の大将・村上義弘を相手に自力勝負に徹する。