2Rで124期のルーキー篠原晟弥(18=福岡)が、デビュー39走目で初白星を挙げた。

大外からコンマ12のトップスタートを決め、まくりで決着をつけた。前回Vの44号機を引いた。ボートも44番だったこともあり「いいエンジンだったし、狙っていました。(登録番号4444番の)桐生順平さんのターンのイメージで回りました」と会心の笑顔。「デビュー期に決められて素直にうれしいです」とコメントも滑らかだった。

レース後は水神祭も行われ、先輩たちにかつぎ上げられて水面に放り込まれた。「3年以内にダッシュだけでA級に上がることが目標。小さい頃から父に連れられて通ったボート場で、憧れた瓜生正義さんのようなレーサーになることが夢です」と、びしょぬれになりながら目を輝かせた。