S級予選7Rは中団を確保した片岡迪之(33=岡山)が、まくりを決めた。中を割った児玉慎一郎が2着、友定祐己が3着に続いてラインで確定板を独占した。いったんたたいた片岡は、イン抜け先行の関根健太郎の気配を感じて内を締める。そのあおりで片岡後位は石毛克幸が入り込んだ。「後ろに石毛さんがいるのが分かったから(すくわれないよう)ずっと内を締めていて走りにくかった。最近の中では進みが良かった」と満足そうに振り返った。準決11Rは自身も含めて4分戦に「できることをやって」と強敵相手に腕ぶした。