酒見峻介(34=佐賀)が3日目の1走を2着でまとめ、準々優に駒を進めた。その2Rではいったん逃げ態勢に入ったが、2Mで少し外にふくれ、一瀬明にかわされた。「慎重にいきすぎましたね。でもその後も一瀬さんを追い上げられているので」と、感触は上々だ。

3日間4走のスタートはコンマ20、16、19、21と特に踏み込んでいないが、「勝負どころはまだ先なので」と想定内。何より「足自体が変わらずいい。追い風より向かい風でいいですね。回ってからもグッと出ていく」と、機力には自信を持っている。事実、2日目に対戦した“1億円エンジン”85号機の浅見昌克が「彼の方が出ている」と話していたほど。準々優8Rは4号艇。「インよりも緊張せずにいける。しっかりスタートを決めたい」と、カド一撃を狙う。