早期卒業生・寺崎浩平(26=福井)のデビューからの連勝が19でストップした。

準決11Rは一気にカマして村上義弘との争いに持ち込んだかと思われたが、曽我圭佑の強襲に屈し3着に沈んだ。「思ったより打鐘で車間が空いて…。A級とはスピードが違った」と肩を落とした。

レース後は村上も「(曽我に)行かれる感じではなかったけど、寺崎のスピードがすごかった分、吸い込まれていった。寺崎はこれから何百、何千と走っていく。壁をぶちこわしていってほしい」とエールを送った。

深谷知広のデビュー20連勝には届かなかったが決勝で勝てば、坂井洋が昨年マークした144日のS級最速記録を大きく更新する、79日での優勝となる。

「連勝が止まり吹っ切れた。スピードを生かした仕掛けで決勝でしっかりと勝ちたい」と前を向いた。