チャレンジ決勝8Rで青野将大(26=神奈川)がA2班への特昇を決めた。

秋本耀太郎の最終1角まくりの上をバックからまくり、3場所連続の完全Vを達成。117期では早期卒業の寺崎浩平、菊池岳仁に次いで3人目で、7月デビュー組では一番乗りとなる。

「僕が最初に特昇できたのは運が良かったと思う。もっと強い同期はいるし、1、2班に行けば、もっとレベルも高い。喜ぶよりも気を引き締めないと」と、浮かれた様子はなかった。

「どのレースでも1着を狙う」が身上で「初日は相手が分からないけど、2日間相手のレースを見たから決勝はそこまで緊張しなかった」と、特昇の懸かった舞台でも新人離れした落ち着きを発揮した。

次の目標は「連勝は特に意識しないけど、早く師匠(小原太樹)と同じレースを走れるように頑張りたい」とS級昇格を視野に入れた。