高野哲史(31=兵庫)が準優12Rで波乱を起こした。予選トップ通過のイン寺田祥を相手に、まくり差しを決めた。

今節は良機の72号機の調整が合わせられず、苦戦を強いられてきたが「エース機の面目を保つことができました」と胸をなで下ろした。

最終日12Rの優勝戦は、師匠・吉川元浩に挑む。「吉川さんと(枠が)並んで優出できたのはうれしい」。

今年7月鳴門オーシャンカップでSG初優出を果たした男が、今度はG1初優勝を狙う。