A級1、2班戦に挑む117期の桜井祐太郎(21=宮城)が11Rに登場する。特別昇班後は予選負けなしの8連勝。優勝こそ9月平塚の1回のみだが、勝ち星は量産している。「でも、まだ競輪に慣れていない。足だけで戦っている」と苦笑した。

普段の練習は師匠の和田圭と同期の原大智の3人、バンクに入る時には桜井正孝、荻原尚人らとも一緒になるという。「一緒にやると刺激になりますね。練習内容はもちろんですが、考え方というか、意識の高さやレースの組み立て方など、いろいろ勉強にもなる。いい環境で練習できてますね」。半年前の当地ではチャレンジで完全V。2度目の登場となる名古屋で、先輩から吸収し成長したレースぶりを披露する。