参加84選手のほか、競輪場職員、報道関係者、食堂関係者ら、管理棟内に出入りをする合計216人全ての抗原検査が実施され、全員が陰性だった。

時間短縮のため、自家用車で参加する選手は、ドライブスルーのように運転席で検査が行える工夫がされたが、全員が検査を終えるまでには3時間以上を要した。

綿棒を鼻の奥まで突っ込む検査に四苦八苦する選手も多く、鈴木美教(26=静岡)は「前回落車しても泣かなかったのに、今日の検査は涙が出ました」と苦笑い。

全員陰性の結果を受けて、選手や関係者は一様に胸をなで下ろしていた。