強風の影響で、安定板装着の2周戦での優勝戦は、インからコンマ06のタイミングで飛び出した1枠杉山正樹(41=愛知)が、カド位置から仕掛けた芝田浩治のまくりを受け止め、20年12月常滑以来となる今年の初優勝を手にした。「(スタートは)ちょっと放ってしまいましたけれど、(コンマ06なら)放って良かったのかもしれないですね(笑)。戸田は良い印象がなかった水面でしたけど、きょうでもう最高ですね」。当地水面をきっちり克服して明るい笑顔もみられた。今回で通算37度目の優勝となり、当地での優勝は17年11月以来3年3カ月ぶり2度目。なお、2着には6枠の坪井康晴、3着には2枠の磯部誠が入った。