地元の下條雄太郎(34=長崎)が、6コースから道中逆転で制した。昨年12月の大村以来、今年初優勝を飾った。

2着に北村征嗣、3着には地元のフレッシュルーキー田川大貴が入り、3連単は14万円を超えるビック配当となった。

進入は枠なりの2対4で、下條は大外発進。イン島村隆幸が3カド菅章哉の攻めを止めて先マイ。下條は最内を差してバックで伸び、2番手に浮上した。

2Mも小回りして追い上げると、2周1Mで先頭を走る島村がキャビって失速。下條は難を避け、内からかわしてトップに躍り出た。

優勝戦はチルトを0度に跳ねて、伸びの上積みに成功。地元の意地を見せた。