辻栄蔵(46=広島)がリベンジマッチに燃える。準優12Rを逃げて圧倒。しっかり優勝戦1枠に収まった。2月の地元戦も優勝戦1枠ながら三井所尊春のまくりに屈した。

「あの時、やらかしてしまったからね…」と悔しさをにじませる。「2月の時も行き足から伸びは良かった。その時のペラの形をベースにして仕上がった。出足の調整は今回の方がいい」と機力には自信だ。山口剛、萩原秀人ら強敵の反撃を断ち、逃げて次節の地元G1ダイヤモンドカップに弾みをつける。