桐生順平(34=埼玉)が3日目8Rで6着に終わり、勝負駆けに追い込まれた。

1M、2Mと思ったところに舟が向かずに後退する、らしくないレースに「全くかじが切れない」と嘆いた。今年はG12度を含む5度の優勝を数え、絶好調で乗り込んできた。「最近のエンジンとは別物の乗り物ですね」と首をひねる。それでも絶好枠の11Rを残し、何とか意地を見せたい。「本体はやらずペラで何とかしたい」と突破へ表情を引き締める。まずは前半6R5枠で巧腕を駆使して3着以内を目指す。