負けて、強し! と言える内容だった。

1枠山田和佐にスポットライトが集まるが、5枠浦田晃嗣(39=佐賀)もデビュー初優勝がかかっていた。レースは4カド江夏満がまくった内を差し抜けたが、山田にインから巧みに回られ、バック途中でへさきをかけられた。2Mでも差し迫ったが、握った山田にわずかに届かず2着に終わった。

「惜しかったですね。山田君のエンジンが良かった」とさばさばしていた。これで4月戸田に続く2節連続「銀メダル」に終わったが、「常滑のG3で頑張ってきます」と言い残して引き揚げた。

今年はすでに優出3度、01年11月デビュー以来、待望の頂点奪取への挑戦はまだまだ続く。