A級準決11Rは最終2角から下岡将也(24=三重)が一気にまくり、最後は横関裕樹に差されたものの2着。3着だった鈴木伸之とライン3人で決勝進出を決めた。

「外からフタされてやばかったが、引いたら(勝機は)ないと思った」と、中団にこだわったことが正解。強烈なまくりで前団をのみ込んだ。しかし、横関に差され「特選組は違いますね」と舌を巻いた。

3場所前の四日市以来の決勝となる。予選の後に「勝負は明日(準決)ですから」と気を引き締めていたが、しっかり答えを出した。近況の1着量産については「4月の伊東からギアを3・85から3・92に上げて良くなった」と、脚力とギアがマッチしている様子。決勝も中部3車の先頭で1、2班戦初Vを狙う。