オート界では名うての湿走路巧者、吉田恵輔(40=伊勢崎)が、2日目2次予選A12Rで2着。良走路でも、いい走りを見せた。

全国ランク1位の青山周平には抜け出されたが、逃げ粘る猿谷敦史(4着)を6周1角でかわして、永井大介(3着)の猛追を振り切って2着を確保した。

「エンジンは初日のまま行った。全体的に良かったですよ」。競走車の気配はかなりいい。

「整備はキャブをやるかも、って感じです。基本はタイヤですね。雨もタイヤを選んで」と話した。3日目、25日の伊勢崎周辺の降水確率は午後40%。良走路でこれだけ動く吉田のマシンに、雨でも降ってくるようなら…。「鬼に金棒」と言っても過言ではない。3日目準々決勝戦A11Rは、走路状況と吉田の試走気配に要注目だ。