梶山涼斗(23=佐賀)が、節一パワーの57号機を武器に大外から道中で競り勝ち、デビュー初優出初優勝を飾った。ゴール後は何度もガッツポーズで喜びを爆発させた。

コンマ01の踏み込んだスタートで1Mをまくり差し。イン残した金子龍介、3コースからまくり差した前本泰和と激しい首位争いを繰り広げ、3周1Mで前本を突き放した。前本は猛追するも届かず2着、金子は3着。

この57号機は、前回使用者の秋山広一が3コースからまくり差して優勝と、スリットの行き足が抜群。シリーズを通して、選手間でも足が違うと話題に上がるほどだった。

梶山は今節、3日目のタッチスタートを含めて、ゼロ台スタートは10走中7度もあった。パワーを生かした、思い切ったスタート力も光った。