優勝戦は人気を背負った稲田浩二(36=兵庫)が、インからあっさり逃げ飛ばし今年4度目、オール兵庫は初制覇を成し遂げた。2着は高野哲史(32=兵庫)、3着は白石健(44=兵庫)。

進入はスタート展示通り落ち着いた3対3。稲田はコンマ08の快ショット。慌てることなく1Mをすんなり先取りに成功。あっという間に独走態勢を築いて、ゴールまで駆け抜けた。「スタートは頑張りました。1Mは思い描いたターンでした」。いつもの稲田らしく淡々と話した。

今節は勝った選手がガチャポン抽選に参加ができる。もちろんラストを締めた稲田もチャレンジ。なんと昨日に続き1等の「松阪牛ステーキ」を引き当てる強運ぶり。そこにたまたま立ち会った高野が「また肉! 肉ばっかやん…」とうらやましそうな顔を見せていた。なお、次走は24日から29日まで蒲郡SG第67回ボートレースメモリアルに出走予定。「SGには出たかったので、まずは予選突破を目指します」。尼崎代表として大暴れといきたい。