12Rで優勝戦が行われ、峰竜太(36=佐賀)が逃げ切り、8月に続いて地元からつは2節連続、通算では84度目の優勝を飾った。2着は5コースからまくり差した森永隆、3着には丸野一樹が入った。

進入は枠なりの3対3。4カドからトップスタートを決めた丸野がまくり、森永は差し迫ったが、峰は冷静に先マイ。他艇を引き離して決着をつけた。「エンジンがいいので、先に回れば大丈夫だと思ってました」。前回優勝の41号機のペラを前検から自分の形にたたき、2日目にほぼ仕上げた。以降も微調整を続け、回転を合わせた。シリーズは10戦9勝で締めた。

今年の獲得賞金は1億850万円を超え、トップを走る。次節は10月3日からのびわこG1周年、そして同26日からの平和島SGダービーと続く。「1戦1戦、楽しんで戦っていきたい」。2年連続3度目のSGグランプリ制覇へ、道のりは順調だ。