1枠上平真二(47=広島)が堂々のイン逃げを決めて、今年3度目の優勝を飾った。

スタートをしっかり踏み込んで先マイに持ち込むと、他艇の攻めを寄せ付けなかった。2着差しから山下和彦をとらえた田中和也が2着、松村敏が山下に競り勝って3着に入った。

予選3位通過だったが、準優で唯一、逃げて勝ち取った1枠の利を生かした。「昨日(5日目)からターンの感じが良くなって、思い切ってレースできる感じになった」。若松ではこれで5度目の優勝になるが、「エンジンもそこまで出せているわけではないけど、相性がいいんですよね」とようやく白い歯を見せた。

最近はYouTubeでボートレースの魅力を発信している。「明日(7日)、レースの振り返りをアップしますので見てくださいね」。アピールを忘れなかった。