前年度の大会覇者・西山貴浩(34=福岡)が前検からやる気モードを言葉に表した。初日メイン12R「ドリームレーサー賞」の1枠に指名されて、「地元戦のつもりで頑張る」と言って背筋を伸ばした。

2節前の当地で優出できず、途中帰郷しながらも、水面の特徴はインプットした。複勝率29・6%と低調な32号機を手にしても平然としたもの。「行き足があやしく、この足ではきびしい。ただ、ペラのイメージはできている。部品交換も考え、調整していく」。初日の出番は12Rのみ。一走入魂とばかりに逃げ態勢を築いていく。