今垣光太郎(52=福井)が気迫の逃げで、19年7月浜名湖G2ボートレース甲子園以来となる特別戦優勝を飾った。2着は篠崎元志、3着は佐々木康幸。

インからコンマ06のトップスタートを決めて逃げ態勢。3コースから佐々木のまくり差しが入ったが、バックで何とか振り切って2Mを先取りした。

これで獲得賞金ランクは25位に浮上。11月多摩川SGチャレンジカップ出場が確実となり、来年3月の大村SGクラシックの出場権もゲット。「勝つか負けるかで全然違うし、結果が出て良かったです」と胸をなで下ろした。

今年は前本泰和や浜野谷憲吾、原田幸哉らのマスターズ世代がSGで活躍。そのことにも刺激を受けた。「強いおじさんになって、無心で走りますよ」とにやり。今後もコータローは高みを目指し、トップの舞台を走り続ける。