予1・6Rは刈込奈那(20=千葉)が打鐘からカマシ先行に出ると、後続が大きく離れた。最後は奥井迪のまくりにつかまったが、大健闘の2着に場内が沸いた。

「Sが取れなくて焦っていた。とにかく突っ張られないようにしようと打鐘から全開。後ろがどれぐらい離れていたかも分かっていませんでした」。レース後はしばらく床に横たわるほどエネルギーを出し切っていた。

予2・7Rで小林優香との初対戦が決まると、小林が「刈込さんがいるけど先行基本に」と“先制口撃”。思わぬスター選手からの挑発に硬直しながら「私も先行したいです」と必死に応戦した。