高橋晋也（27＝福島）の再生が急ピッチで進んでいる。

昨年の大躍進で、今年は周囲の期待が大きかった。ところが、夏場のけがのダメージが大きく「1カ月も練習できない時期があり、心と体がマッチしない状況が続いてしまった」とトータルでは不本意な1年となった。

そんな中で、衝撃的な光景を目にした。G1「競輪祭」の新山響平の準Vだ。「俺は何をしているんだろうと、自分に腹がたちました。来年は新山さんの前を回れる選手になります」。小松崎大地らに助言を求め、一から体を作り直すことを決意。その成果は徐々に出始めている。

特選12Rの先行のライバルは、関東期待の真杉匠。力試しには格好の相手だ。