今回のシリーリーダーでもある山口拳矢(25=岐阜)は準決12R、2着での決勝進出となった。初日特選でも連係してワンツーを決めた村上義弘を付けて臨んだが、最悪のバック6番手に置かれた。懸命にまくって出たが、ひと伸びが足りずに2着。マークした村上は3着でも決勝進出(初日特選1着のため)権利があったが4着惜敗。決勝の山口は単騎の戦いを強いられることになった。

「打鐘で(中団へ)位置を取るか、仕掛けるべきだった。まくっていったが、前の(鈴木)陸来に張られたのが効いた。それでも練習での不調を思えば、走れている方」と振り返った。「まだ万全ではないけど、今年初戦だし、単騎でも優勝を狙っていきたい」と最後は気合を入れていた。