徳増秀樹(47=静岡)が堂々と逃げ切り、地元浜名湖で16度目の優勝を飾った。2着は4カドから差した山谷央、3着に上平真二が入った。

インからコンマ10の会心スタートを決めて先マイ。瞬時に後続を突き放した。「出来は90点。予選ならもっと出そうと思っていたけど、優勝戦だしいけるだろうと判断した」と納得の表情。ただ「(2節前の年末年始開催で乗った)坪井(康晴)君をベースにして、自分なりに調整した。今の自分の調整力が足りていない」と反省点を挙げた。

2節後にはG1東海地区選手権(2月11日~、常滑)が控えており、3月大村SGクラシックの出走権獲得へ勢いを加速させたい。「去年はフライング休みに入ったのが駄目。今年は休まずに走り続けたい。今回の優勝をいい弾みにしたい」と意気込んだ。