エース48号機を駆る川上聡介(44=愛知)が鮮やかなまくり差しで突き抜け、約5年ぶり通算22度目の優勝を果たした。

川上は「絶好の展開が最後に待ってました。久しぶりの優勝、めちゃめちゃうれしい」と破顔一笑。1月も同じエース機に乗り準優3枠で進出も荒天で中止。「悔しかった。だから2度目に引いたのも、やり直しだと思った」。今節はエンジン出しに苦労したが、優勝戦では「伸び型を狙った調整で出足が良くなった」ことで、イメージ通りのまくり差しを入れることができた。今回はオールB級戦。今期勝率は5・30近く、この優勝を機にA級復帰へさらにリズムを上げていく。