春一番が吹いた最終日。12Rで優勝戦が行われ、平田さやか(37=東京)が4コースから突き抜けて、19年12月徳山G3クイーンズクライマックス以来、通算2度目の優勝を飾った。

ピット離れでは2枠の谷川里江が飛び出し、インを奪うかというシーンもあったが、結局は枠なり3対3の進入隊形となった。スリットでは谷川が遅れてしまい、3コース大橋栄里佳がまくる展開。1Mでは、イン金田幸子が抵抗できず、小回りする形。ただ、大橋のターンも流れ、狭いところをまくり差した平田が優勝した。

当地優出は16年10月以来と久しぶりだったが、最後に最高の結果を残した。次位争いは、金田幸子が粘って2着、大橋栄里佳が3着だった。