第12Rで優勝戦が行われ、羽野直也(26=福岡)が、渾身(こんしん)の逃げを決めて、地元G1初優勝を果たした。今年は初、通算14度目、G1は昨年9月徳山ヤングダービー以来、3度目の優勝を果たした。2着は1Mで艇団を割った森高一真、3着は新田雄史が入った。

スタート展示、本番とも枠なりの2対4で、井口佳典が3カドに引いた。それでも、イン羽野はコンマ07のトップスタートを決めて、迷わず先マイした。2着争いは、握った井口は流れ、5コース森高が1つ内の篠崎元志を押さえてまくり差し、2着に食い込んだ。3着争いは、新田が2周1Mを先取りし、篠崎、魚谷智之に競り勝った。

今節の羽野は、序盤から力強い足を生かして予選は2位通過。準優を逃げてファイナル1枠をゲット。最後もしっかり押し切った。勝った羽野は「いい調整ができました。地元G1(優勝)はずっと目標として言ってきたので、結果として恩返しも含めてうれしいです」。

次節は、16日から大村SGクラシックに出場予定となっている。

払戻金は2連単(1)-(5)1770円、3連単は(1)(5)(2)6650円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)