頼れる支部長・馬場貴也(37=滋賀)が4カドから一気にまくり、地元でG2初制覇を飾った。

強いホーム追い風で波高は12センチ、強いうねりもあって、安定板装着に加えて2周回短縮となった。超難水面で決め手となったのは、乗り心地だった。「チルトを迷ったけど、少しでも乗りやすさを求めて、スタート特訓後にマイナスに下げた」。スタートで唯一振りかぶり、コンマ05のトップタイミングを決めた。「スタートを決めればまくれると思って、ひるまずに気持ちを込めて行けた。イン受難と思っていたので、びわこの水面に助けられた」と湖面に感謝した。

笑顔の裏には、昨年グランプリ1st敗退の悔しさがあった。「今年は2ndを目指しているので、それがいい結果につながっている」。無念を晴らすために、強い気持ちでつかんだ今年4度目の優勝だった。26日からの下関G1周年で、さらに賞金争いの上位進出をもくろむ。